キーワードの表記方法に注意キーワードの表記方法に注意

どの単語の検索数が多いかは個別にチェックしてみないとわからないどの単語の検索数が多いかは個別にチェックしてみないとわからない

意味が同じでも、漢字・カタカナ・ひらがな・英語での表記は別々に解釈される点に注意が必要です。

同じ話題でも考えられる検索後は様々同じ話題でも考えられる検索後は様々

同じ意味でも日本語には様々な表記方法があります。

例えば、「りんご」「リンゴ」「林檎」や、「はんこ」「ハンコ」「判子」などです。

これらは、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類の表記方法がありますが、どれも意味は全く同じです。

また、「使い方」「使用方法」「扱い方」「取り扱い方法」のように、同じ意味でも異なる表現方法があります。

さらに厄介な事に、「取り扱い」「取扱い」「取扱」のように、送り仮名の有無でもバリエーションがあります。

これらは、閲覧者にとっては同じ意味ですが、検索エンジンは異なる言葉だと解釈してしまいます。

また、もともと英語で表記されている名称は、カタカナで検索される場合と英語で検索される場合とがあります。

どの単語の検索数が多いかは個別にチェックしてみないとわかりません。

例えば、「Yahoo!」と「ヤフー」、「Windows」と「ウインドウズ」などです。

ユーザが求めている情報はどちらとも全く同じであると考えられますが、検索結果にっ表示されるページは全て異なります。

ユーザーがどのような単語で検索するかは予測できないので、もしこれら全てのパターンに対応しようと思えば、様々な組み合わせに最適化したページを用意しなければならない事になります。

しかし、現実には全ての組み合わせに対応するのは難しいでしょう。

ですから、キーワードの検索数や既存ページの存在数などを考慮して、「ねらい目」になるキーワードで最適化することが必要になるのです。

マイナーな単語を組み合わせたページを用意するマイナーな単語を組み合わせたページを用意する

これまでに解説したとおり、ユーザーによって検索に使う単語や表現は異なるため、どの単語でもアクセスされたければ、それぞれの単語で最適化したページを複数用意しておく必要があります。

つまり、「リンゴ」でも「林檎」でもあくせすされたければ、「りんご」に最適化したページと「林檎」に最適化したページを作っておく必要があるということです。

ただし、それは比較的有名な単語をキーワードにしている場合のみに言えることです。

例えば、2語を同時に検索された場合での最適化を考える場合、キーワードの一方が検索数の多い有名な単語でも、もう一方が比較的マイナーな単語なら、わざわざ複数ページを用意しなくても1ページに複数の表記方法を混在させておく事で最適化できます。

文字間に空白をはさまない文字間に空白をはさまない

単語の途中に空白文字を挟むと、検索エンジンは単語・熟語として認識しなくなります。

例えば、「日記」という単語の「日」と「記」の間に空白を入れると、「日記」という単語としては認識されず、ただ「日」と「記」という2単語(文字)があると認識されてしまいます。

このような表記は、短い文字列を「見出し」として大きく見せたい(表示面積を広くしたい)場合に遣われることが良くあります。

このように単語間に空白を入れると、検索でもヒットしないばかりか、読み上げソフトなどでも正しく読み上げられなくなるデメリットがあります。

「日」と「記」の間に空白があれば、おそらく「にっき」ではなく「ひ・き」などと読み上げられてしまうでしょう。

空間を空けたい場合はスタイルシートを使うことで細かくデザインできます。

具体的には、スタイルシートのletter-spacingプロパティを使うことでも時間の余白を調整できます。

間違われやすい単語間違われやすい単語

キーワードによっては、間違って検索されやすいものがあります。

例えば、「Yahoo!」を「Yahooo!」と打ってしまうような、連続する同じアルファベットの数が多かったり少なかったりする場合があります。

また、「選択」を「洗濯」と打ってしまったりするような、漢字変換をミスしてしまう場合もあります。

「製作」と「制作」のように、読みも意味も同じ場合は特に間違われやすいでしょう。

これらのような間違われやすいキーワードを使う場合は、間違って検索された場合にもヒットするような配慮をしておくと良いでしょう。

具体的には、間違った単語もページ中に含めて起きます。

ページ中に記述しさえすれば、検索にヒットする可能性が出ます。

ただし、間違われやすいキーワードを書いておく場合は、わざと間違えて書いている旨も記載しておかないと、誤りを指摘されたり、信用を落とす事につながる可能性があるので注意が必要です。

特に英単語の場合は、単純にタイプミスだと思われがちです。

例えばページ末尾などに「よく間違えられるのですが、当サイト名はDoKoMoではなく正しくはDoCoMoです。」 なお、誤った結果の単語が有名な単語でない限り、特に最適化の必要はないでしょう。

間違った単語が使われたページ数はそれほど多くないと考えられるので、さほど最適化に気を使う必要はありません。ページ中に最低1つ含ませておけば、それで十分です。

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