ページごとにキーワードを決定
単語が含まれなければ検索にヒットしない
検索エンジンは、原則として検索後が実際に含まれているページしか検索結果に表示しません。
例えば、「アクセスアップ」という検索後の検索結果に出るためには、少なくとも1つは「アクセスアップ」という単語がページ内に含まれている必要があります。
但し、外部的な要因で「アクセスアップ」という単語とページが関連付けられていれば、内部に「アクセスアップ」という単語が含まれていなくても検索結果に出る事はあります。
なぜキーワードを決めるのか
検索サイトからのアクセス数を高めるには、ページごとにキーワードを決定しなければなりません。
なぜなら、検索エンジンは、そのページで扱われている話題を判断する指標の1つとして、キーワードの出現頻度を考えるからです。
そのページで最も多く登場する単語が、そのページで語られている話題だと判断します。
したがって、検索結果に表示されたいキーワード（検索後）を1つ決定し、その単語を多く含むようページを構成（最適化）する事が必要です。
ページの内容が「アクセスアップ」と同じ話題でも、「アクセスアップ」ではなく「訪問者数向上」という表現しか使っていないなら、「アクセスアップ」という検索後で検索されても検索結果に表示される可能性は低くなります。
もし、「アクセスアップ」と「訪問者数向上」のどちらで検索されてもアクセスされるようにしたいなら、それぞれの単語に最適化したページを用意するか、キーワード広告を活用する必要があります。
1ページにキーワードは1つ
1つのページ内で複数のキーワードに最適化することはできません。
1ページ中に2つの単語を同じくらい多く含むと、それぞれの単語に対して50％の最適化にしかならないからです。
キーワードの出現頻度は、ページ内に登場する全単語に対する割合で計算されます。
つまり、2単語について同時に最適化すると、2単語のどちらの出現頻度も相対的に低下してしまいます。
その結果、双方の最適化効果も低下してしまうのです。
尚、2単語を同時に検索された場合の検索結果を狙うなら問題ありません。
例えば、「天然木」＋「テーブル」の2単語が同時に検索された場合に最適化させたいと考える場合などです。
この場合は、「天然木」だけや「テーブル」だけでの検索結果を考慮しないので、2単語が「1セット」だと考えられます。
3単語以上の場合も同様です。
また、「アクセス向上」など、2単語に分割可能な1単語（熟語）について最適化するのも問題ありません。
この場合も、「アクセス」だけの検索結果や「向上」だけの検索結果については考慮しないからです。
決めたキーワードに最適化する
キーワードが決まったら、それを多く含めるようページを記述しましょう。
日本語文としておかしくならない程度に、指示語（「それ」・「これ」など）を具体的な単語に置き換えたり、同じ意味の異なる単語を1種類に統一したりする事で、キーワードを増やす事ができます。
また、文章中以外にもキーワードを効果的に書ける場所はあります。例えば、ページタイトルや小見出し、画像のキャプションなどです。
それらも積極的に活用すると良いでしょう。
スパムにならないよう注意
最適化したいキーワードをただ列挙するだけで、キーワードの出現頻度を向上させようとするのは逆効果なので注意が必要です。
キーワードの出現頻度を調べる
キーワードをある程度含むことができたら、実際にどれくらいの頻度になっているのか「キーワード出現頻度解析」サービスを利用して、チェックしましょう。
URLを指定するだけで、そのページ内の頻出キーワードを割合順に表示してくれます。
およそ10％を超えるとスパムと判断されると言われていますので、10％は超えないように注意しましょう。
普通に文章を書いて、10％を超えてしまうような事は、まずありません。
尚、無理に10％ぎりぎりまで増やそうとする必要はありません。
そのページの中で、最も多く登場する単語が最適化したいキーワードになっていれば問題ないと考えましょう。
