サイト内のページが多ければ多いほど、サイトマップの存在は重要
サイトマップは、アクセス者にも検索エンジンにも、目次や検索として使える役立つページです。
迷ったときやすばやく求める情報を探したいときに活用できるサイトマップ
サイトマップとは、サイト内の全ページへのリンクを階層構造にしたがって並べたリストページのことです。
サイト内で迷った場合などこのページを参照すると、目的の情報を見つけやすくて便利です。
迷う前に最初からこのページを参照して目的の情報を捜す使い方をされる場合もあります。
サイト内のページが多ければ多いほど、サイトマップの存在は重要になります。
ページ数の多い大規模なサイトだと、サイト全体の構造が把握しにくく、目的のページに移動するために必要なステップが多くなります。
全体を網羅した案内図(サイトマップ)から一気に移動できる方法が用意されていると、サクセス者の余計な手間を減らせます。
サイト内のページ数が少なくても、サイトマップページは作成しておきましょう。
サイト内のページ数が多いのか少ないのかは、初めて訪れたアクセス者にはわかりません。
サイトマップがあれば、サイト内にどれだけの情報があるのか、どんな情報は無いのかがはっきりします。
また、サイト内のページ数が多くなってからサイトマップを作成するのは労力が必要ですから、少ないうちから作成しておくほうが後々の作業が楽になります。
検索エンジンにもれなく巡回してもらうためにも有効
サイトマップページは、人間だけでなく検索エンジンに対しても便利なページです。
サイトマップページにどのページからもアクセス可能な場合、サイト内のどのページへも2回移動する(リンクをたどる)だけで到達できるようになります。
検索エンジンは、階層の深いページまで必ずしもアクセスするとは限りません。
サイトマップを経由させる事で、どのページへも3階層以内で到達できるようになれば、サイト内のページを漏れなく登録してもらえる可能性が高まります。
尚、検索エンジンにもれなく全ページをクロールしてもらうためには、XMLベースのデータ形式である「サイトマップファイル」を用意する方法もあります。
このファイルは、検索エンジンにサイト構造を把握してもらうために用意するデータファイルです。用意しておけば、ファイルの内容を読み込んで、クロールの参考に使われます。
ただリンクを並べるだけで作れる
サイトマップページは、ただリンクを並べただけのページです。
特別な作り方は必要ありません。
リストを作るul要素やli要素などを使って、階層構造を表現できるように作っておけば、それだけで十分でしょう。
サイトマップページの場合、過度な総称句は内容を読みにくくするだけです。書籍の索引ページなどのように、実用性のみを重視して、シンプルなリストにしておきましょう。