ドアページ(スプラッシュページ)にはSEO面で大きなデメリット
できるだけ使うのは避けましょう。
ドアページ(スプラッシュページ)とは
トップページの直前に配置する、1つの大きな画像や映像を表示するだけのページのことをドアページ(スプラッシュページ)と呼びます。
たいていのドアページ(スプラッシュページ)では、大きな画像やFlash動画などが中央に配置され、「Enter」や「入口」といった名称でのリンクが1つだけ存在します。
大きなFlash動画が1つだけ配置されているのは、映画のプロモーションサイトでもよく使われています。
このドアページ(スプラッシュページ)は、SEO面ではデメリットしかありません。
イメージが重要なプロモーションサイトなどで、デザインの一部として活用したいなどの理由がある場合はともかく、そうでないなら殆ど意味がありません。
余程芸術的なデザインやイメージが重要なのでない限り、ドアページ(スプラッシュページ)は使わないようにしましょう。
スプラッシュページが無意味な理由
アクセス者は必ずしもトップページから閲覧するとは限らないため、スプラッシュページが必ず閲覧されるとは限りません。
大きな画像や映像を1つだけ配置している場合、そのページにはテキストで記述された文章量が少ないため、検索エンジンが拾う情報は殆どない事になります。
したがって、ドアページ(スプラッシュページ)は検索にヒットすることが殆どなくなってしまいます。
スプラッシュページは閲覧されくくなります。
また、アクセス者がドアページ(スプラッシュページ)から閲覧を始めた場合、情報を得るために余計なクリックが1回必要になってしまいます。
ドアページ(スプラッシュページ)には位置されているのがFlash動画の場合、読み込み完了を待つ時間が無駄に感じられてしまう可能性もあります。
アクセス者にとって特に必要ではないものを見せる事は、ユーザビリティ上も望ましくないといえるでしょう。
デザインが重要なWebサイトで、デザインの一環として設置するのではない限り、ドアページ(スプラッシュページ)に意味はありません。
ドアページ(スプラッシュページ)のデメリット
ドアページ(スプラッシュページ)を配置する事によるデメリットは、トップページが2階層になってしまう点です。
サイト内の各ページへのリンクなどを配置した「トップページ」と、その直前のドアページ(スプラッシュページ)の2つが存在するので、得られるリンク数が分散してしまう可能性があります。
ドアページ(スプラッシュページ):外部リンクは集まるが、内部で最適化しにくい
スプラッシュページを用意している場合、リンクしてくれる人々はおそらくトップページではなくドアページ(スプラッシュページ)にリンクしてくれるでしょう。
すると、ドアページ(スプラッシュページ)は外部リンクを多く獲得できる事になります。
しかし、時サイト内のほかのページから@トップに戻るリンク」を作る際は、スプラッシュページではなくトップページにリンクするでしょう。
すると、得られる「被リンク数」がスプラッシュページとトップページに分散されてしまいます。
また、ドアページ(スプラッシュページ)には文章量が少ない(もしくは全く内)ために、キーワードを用いた最適化ができません。これらのように、内部要因での最適化ができないため、その結果の上位に入る事は期待しにくくなります。
トップページ:内部で最適化はできるが、外部リンクが集まりにくい
トップページが内的要因から最適化で着ていれば、このトップページに外部リンクを多く集める事で、大きなSEO効果が期待できます。
ドアページ(スプラッシュページ)がある場合は、外部リンクがドアページ(スプラッシュページ)に集まってしまうため、トップページには集まりにくくなってしまいます。
結果:どちらのページの評価も高まらない
このように、Web歳との最初が「ドアページ(スプラッシュページ)」と「トップページ」の2段階構成になっている場合は、「外部リンクを獲得できているページ」と「内的要因からの最適化ができているページ」が異なります。その結果、検索エンジンからの評価が分散してしまい、ド知覧ページにも余り大きなSEO効果が期待できなくなってしまいます。
どうしてもドアページ(スプラッシュページ)を設けたい場合
どうしてもドアページ(スプラッシュページ)を用意したい場合は、最適化に必要な要素をドアページ(スプラッシュページ)にも含めるようにしましょう。
ある程度の分量の文章をHTMLの各要素を活用して記述すれば、ドアページ(スプラッシュページ)でも特定のキーワードに最適化することはできます。
それによって、ドアページ(スプラッシュページ)が検索結果にヒットできる可能性が高められます。
しかし、そこまでするなら、スプラッシュページをなくすほうが用意にトップページを最適化できるでしょう。
ドアページ(スプラッシュページ)の代わりの方法
ドアページ(スプラッシュページ)を用意する必要がないなら、ドアページ(スプラッシュページ)は廃止しましょう。
ビジュアル的な要素を重視したくてドアページ(スプラッシュページ)のようなものを用意したい場合は、トップページの上部や右上端などにビジュアル的要素を配置する領域を用意することで代替できないか検討しましょう。