リンクする事によってリンクした側も何らかのメリットが得られる?
リンクしてくれたページに対してもメリットを与える仕組みを用意して、リンクしようという動機を強くさせましょう。
リンク元にもメリットを与えればリンクされやすい
リンクする事によってリンクした側も何らかのメリットが得られるようなら、より「リンクしたい」と思いやすくなります。
例えば、こちらからリンクする事で、相手からもこちらへリンクされる(逆リンクされる)ことがわかっている場合などです。
この場合、リンク先ページだけでなくリンク元ページにもSEO効果が得られるため、リンクしようと思う動機を強くできます。
「リンクされたら、こちらからもリンクする」という逆リンクは、アクセス元ランキングを生成するCGIなどを活用する事で自動的に作る事ができます。
アクセス元ランキングを生成するCGIとは、アクセス者が直前にいたページを集計して、アクセス数(移動数)の多い順に掲載するCGIの事です。
順位の掲載と同時にアクセスしたページにリンクする事にもなるので、「逆リンクを」簡単に作れます。
アクセスランキングを生成できるCGIには以下のようなものがあります。
- ReverseAccess(CJ?Club)
- アクセスランキング(ACR WEB)
他にも様々なCGIが公開されていますので気に入ったものを利用すると良いでしょう。
CGIによっては、営利サイトでの使用が制限されている場合もありますので、利用規約を確認してください。
サイト単位で相互リンク
Webサイト単位で相互リンクする事で、トップページへのリンクを増やす事ができます。
友達のWebサイトや、同様の話題を扱っているWebサイト同士で相互リンクしないか誘ってみましょう。
相互リンクを誘う際は、先にこちらからリンクしてしまうのが効果的です。
適切な照会文と共にリンクしておけば相手の印象も良くなり、相互リンクを快諾してくれる可能性は向上するでしょう(たとえ相手が拒否しても、気にする必要はありません。
こちら側からリンクしている事は、自サイトのSEO面で特別なデメリットにはならないからです)。
ただし、SEO目的の相互リンクをうたったサイトとの相互リンクは避ける必要があります。
これらは相互に大量のリンクを設ける事によって検索エンジンからの評価値向上を目的としたサイトで、「リンクファーム」と呼ばれています。
検索エンジンは、リンクファームへリンクしているサイトの評価を下げます。
リンクファームへリンクすると、リンクファームへの積極的な参加だと判断されます。
その結果、自分のサイトの評価も下げてしまうので注意が必要です。
特に不特定多数のサイト同士が、コンテンツの関連性が無いまま相互にリンクしようとするリンク集には参加しないようにしましょう。
ブログには、「トラックバック」という特徴的な機能があります。
「あなたのエントリについて言及しましたよ」という事を相手のブログに知らせる機能で、「相手側ページから自分側ページへのリンク」を作る事ができます。
ブログ同士を手軽に結ぶ事ができ、相手側の読者を自分側へ誘導できる機能として活用されています。
トラックバックを受ける場合
ブログツールでは、プラグインなどを活用する事によって、「言及リンクの有無」をチェックすることができます。
「言及リンク」とは、「こちらのページへのリンク」の事です。
つまり、トラックバックを送ってきたブログが、自分のブログにリンクしているかどうかをチェックする事ができます。
これによって、こちらにリンクしてくれているブログからのトラックバックのみを受け付ける」ことができます。
単にトラックバック機能だけを有効にすると、「自分側から相手側への一方通行リンク」のみが出来上がる可能性があります。
しかし、言及リンクをチェックすれば、必ず「相互リンクを」作る事ができます。ブログツールを活用している場合は、この言及リンク機能をつけてからトラックバック機能をONにすると良いでしょう。
この機能は無用なトラックバックスパムを防ぐ事にも役立ちます。
トラックバックを送る場合
他サイトとのコンテンツについて何か言及した場合で、そのサイトがトラックバックを受け付けているようであれば、トラックバックを送ってみましょう。
トラックバックを送ることで、相手のページから自分のページにリンクを作る事ができます。
その際には、次の2点に注意します。
- 宣伝トラックバックにしない
- 言及リンクを必ず含める
相手のエントリからこちらへリンクがほしいだけの目的で、あまり関係していないエントリに対してトラックバックを送る事はやめましょう。
相手からの印象が非常に悪くなります。
また、むやみに無関係なエントリに送れば、それは「トラックバックスパム」になります。
一度スパムだと認識されると、あなたのドメインからのあらゆるトラックバックを禁止するよう設定されてしまうかも知れません。
トラックバックを送る際には、必ず自分のページ内から相手のページへリンク(=言及リンク)しておきましょう。
言及リンクがないと、トラックバックが受け付けられない場合があります。
言及リンクが無くてもトラックバックを受け付ける設定になっている場合でも、言及リンクがあるほうが相手の印象は良くなるでしょうから、忘れずに含めておきましょう。