ページへのリンクに使われているリンク文字も考慮される
リンク作成時に使用する文字(リンク文字)は、リンク先となるページの最適化に重要な役割を果たします。
リンク文字はリンク先ページと関連付けられる
検索エンジンは、そのページで語られている話題の判断に、そのページへのリンクに使われているリンク文字も考慮します。
これは、例えば「りんご」というリンク文字でリンクされたページは、「りんご」について述べられているページだと考えられるからです。
リンクにキーワードを含める
リンクする際には、リンク先ページの最適化キーワードをリンク文字に含んでおくと、リンク先ページのSEO(キーワードの最適化)に役立ちます。
特に、内部リンクのリンク文字は、製作者が自由に決定できるはずですから、必ず(リンク先ページで最適化したい)キーワードを含めるようにしておきます。
それにより、他ページ表示時、当該コンテンツ・タイトルを含む文字列を本文内に見つけた場合、当該ページへのリンクと自動生成します。
「こちら」りんくは避ける
「こちら」という文字列でリンクを作ってはいけません。
なぜなら、「こちら」という単語とリンク先ページを関連付けても意味が無いからです。
「りんごに関するページはこちら」のような文章で、「こちら」という3文字だけをリンクにしているページが好くありますが、これらはSEO面で少し損をしています。
リンク文字には、「リンク先ページで最適化したいキーワード」を含めて置くようにしましょう。
「こちら」という文字を含まないリンク文字がどうしても考え付かないようなら、少々長くなっても、「○○○はこちら」という文字列全体をリンクにすると良いでしょう。
例えば「天然木の机はこちら」、「りんごの通販はこちら」などです。
リンクの周囲の文章も影響する
リンク文字だけでなくリンク周辺にある文字列も、リンク先ページとの関連付けにある程度考慮されます。
できればリンクのそばにも関連する話題を書いておくと良いでしょう。
リンク集やサイトマップのように、リンクを箇条書きに並べているページなら、リンクの横にリンク先ページの概要分を書いておくと効果が期待できます。
※ 普通、ページに「こちら」というページ・タイトルは付けないはずですから。
外部リンクで望みのリンク文字を使ってもらうコツ
自分の手の及ばない外部リンクでも、望みのリンク文字をできるだけ使ってもらえるようにすることはできます。
外部リンクにどんなリンク文字が使われるかは、自分ではどうしようもありませんが、以下のような対策で、望みのリンク文字が使われることが期待できます。
- ページタイトルにキーワードを含んでおく
リンク文字としてリンク先のページタイトルは良く利用されます。ですから、ページタイトルにキーワードが含まれていれば、それだけで「キーワードをリンク文字に含んだ外部リンク」が得られる可能性が高まります。 - リンク用サンプルHTMLを用意して置く
リンク用に使えるサンプルソースを用意しておけば、そのソースをそのまま使ってもらえた場合に、望みのキーワードでリンクが得られます。
自分が管理しているわけでない他社のサイトへリンクする際も、リンク先ページの内容に関係するキーワードを使ってリンクすると、相手のサイト管理者から喜ばれます。
こちらに都合の良いキーワードを使ってリンクしてもらえる可能性もあるでしょう。
普段から、キーワードを意識してリンクを作る癖をつけておく事は、無意識のうちに最適化しやすいリンクを作れるようななる点でも役に立ちます。
どんなリンクを作る際も、リンク先ページのキーワードを意識すると良いでしょう。
画像によるリンクでもキーワードを使う(alt)
テキスト(文字列)ではなく画像を使ってリンクを作った場合でもい、リンクにキーワードを含める事ができます。
HTMLでは、画像が表示されなかった場合のための「代替文字」を記述しておく事ができます。
この代替文字は、そのままリンク文字として扱われます。したがって、画像の代替文字にキーワードを含めておけば、キーワードを使ったリンクになります。
上述のページ登録時の自動リンク作成機能と外部リンクのためのリンク登録機能で、本文投稿時、自動的に内部リンク、外部リンク双方が作成されます。
そのため、自分で更新するホームページの制作・サポート(安心のプランC)でコンテンツを投稿する際には通常リンクを手動で作成する手間がありません。