別Windowを開くリンクには「別Windowで開く」旨を表示しておく
リンク先を強制的に別のWindowで表示させないようにしましょう。閲覧者の選択肢を奪うと使いにくいと感じられてしまいます。
どのWindowに表示させるかは閲覧者に任せる
リンク先ページの開き方は閲覧者に任せるようにし、強制的に別Windowを開くリンクは避けましょう。
閲覧するWindowを強制する事は閲覧者の選択肢を奪ってしまう事になります。
閲覧者の望む動作ができなければ、使いにくいWebサイトだと感じられてしまいます。
また、別Windowで開くと、それまでの閲覧履歴が別Windowには継承されないため、初心者が戸惑う要因にもなります。
リンク先ページの開き方は技術的に何も指定しない
別Windowを開くリンクと、同じWindowに表示するリンクが混在しているWebサイトは、使いにくいと感じられてしまいます。
別Windowを開くリンクには「別Windowで開く」旨を表示しておくことが、少なくとも操作は予測できるようになりますが、これでも望ましいとはいえません。
閲覧者の選択肢を奪う事に変わりはないからです。
リンク先ページの開き方を指定しなければ、閲覧者は同じWindowで開く事も別Windowで開く事もでき、自由に選択することができます。
しかし、別Windowで開くよう記述されたリンクでは、例え閲覧者が「同じWindowで見たい」と思ってもそう操作する方法がありません。
このように、閲覧者の操作を制限してしまうような作り方は望ましくありません。
「使いにくい」と感じられるWebサイトには、余程必要とする情報があるのではない限り、二度と訪れようとは思わないでしょう。
新しいWindowで開いたほうが便利なのかどうかは、それぞれの閲覧者がそのときの望みに応じて判断すればよい事です。