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検索エンジン向けサイトマップを作る

サイトマップファイルを作成してアップロードするサイトマップファイルを作成してアップロードする

XMLベースの「サイトマップファイル」を用意することで、全てのページを検索エンジンにクロールしてもらえる可能性が高まります。

サイトマップファイルとはサイトマップファイルとは

サイトマップファイルとは、Webサイト内の全ページの情報をXML形式で列挙したデータファイルの事です。

HTMLで作成したページが主に人間向けに作られたページであるのに対して、XMLで作成した「サイトマップ(ファイル)」は、検索エンジンに読ませるためだけに作られたものです。

この検索エンジン向けのサイトマップファイルを用意しておけば、検索エンジンに対してサイト内の全てのページの存在を知らせる事ができます。

それによって、検索エンジンのクローラーにもれなく全ページを巡回してもらえる可能性が高まります。

サイトマップファイルの中身サイトマップファイルの中身

サイトマップファイルには、オプションとして書くページの更新頻度や重要度・最終更新日を含める事ができます。それらを含めると、url要素は以下のようになります。

<url><loc>http://www.example.jp/</loc><priority>0.8</priority><chagefreq>daily</changefreq><lastmod>2008-12-12</lastmode></url>

必須なのはloc要素だけで、後の3要素は省略可能です。

サイトマップファイルを作るにはサイトマップファイルを作るには

サイトマップファイルは、簡単なXMLベースのテキストファイルなので、テキストエディタでも作成が可能です。

上記のソースのようにurlを列挙するだけで完成します。

しかし、ページ数が多い場合は手間がかかるので、自動で作成できるサービスを利用するほうが良いでしょう。

サイトマップファイルを自動生成できるサービスには、次のようなサービスがあります。

  • 「XML Sitemaps」の「Sitemap Generator」
  • 「無料登録どっと込む」の「サイトマッププラス」

 

作成したサイトマップファイルは、そのWebサイトの最上階層(トップレベルのディレクトリ)にアップロードします。

例えば、WebサイトのURLがhttp://www.example.com/の場合は、サイトマップファイルにhttp://www.example.com/sitemap.xmlのようなURLでアクセスできるようにアップロードします。

サイトマップファイルの存在を示すサイトマップファイルの存在を示す

サイトマップファイルを作成してアップロードができたら、検索エンジンに対してサイトマップファイルの位置を知らせます。

Googleの場合は、「Googleウェブマスターツール」上から登録し、Yahoo! JaPANの場合は、robots.txtにURLを記述しておきます。

Googleの場合

Googleにサイトマップファイルを認識させるためには、「Googleウェブマスターツール」を使います。

「Googleウェブマスターツール」のダッシュボードから、サイトマップを登録したいサイトの「Sitemap」項目にある「追加」リンクをクリックします。すると、サイトマップの登録画面が評されるので、「一般的なウェブページのサイトマップを追加」を洗濯して、アップロードしたファイル名を入力します。

最後に、「ウェブページのサイトマップを追加」ボタンをクリックすれば完了です。

Yahoo! JAPANの場合

Yahoo! JAPANにサイトマップファイルを認識させるには、クローラーに対して支持を出せるrobots.txtファイルにURL記述しておきます。

Sitemap: http://www.example.com/sitemap.xml

Yahoo! JAPANへのサイトマップファイル登録方法については、Yahoo! JAPANのヘレプにも記載があります。

何らかの理由でrobots.txtが使えない場合の方法も掲載されていますので、その場合には参照してください。

サイトマップファイルの仕様についてサイトマップファイルの仕様について

XML形式のサイトマップファイルの仕様については、Sitemaps.orgなどで詳しく解説されています。

具合的に含められるオプションの記述方法などに関しては、この解説を参考にすると良いでしょう。

また、Googleのウェブマスター向けヘレプでも、サイトマップに関して説明されています。サイトマップのメリットや活用方法について紹介されています。

関連するページに導線を張る

ナビゲーションとして「パンくずリスト」を用意しておくのが簡単ナビゲーションとして「パンくずリスト」を用意しておくのが簡単

基本的な導線を張っておくと、ユーザを適切に誘導できる上、最適化したいキーワードでリンクもできます。

関連するページへ誘導する関連するページへ誘導する

各ページの末尾などに、そのページと関連する話題のページへのリンクも設けておくと、直帰率を下げられます。

アクセス者はそのページに書かれている内容について知るために訪れたと考えられますから、関連する情報が他にも存在するとわかれば、そのページも一緒に閲覧するでしょう。

有用な情報がたくさんあるように感じられれば、Webサイト自体に信頼が得られます。

それによって、ブックマークされてリピーターになってもらえたり、口コミで広めてもらえたり、また物品購入や資料請求などの「サイトの目的」に誘導しやすくなるでしょう。

検索エンジンは、サイトテーマやリンク周辺にある文字列も考慮してページの話題を判別するため、同ジャンルへのページからリンクしておく事は、SEO面でも効果を期待できます。

他のページへのリンクを設けておく事は、「情報がたくさん掲載されているサイトだ」とアクセス者に認識させる効果もあります。読み物がたくさんあると認識されれば、Webサイト自体をブックマークされたり、リンクされたりする事も期待できるでしょう。

その結果、さらにアクセスを向上させることができます。

隣接するページへも誘導する隣接するページへも誘導する

各ページには、必ず上位階層(そのページが所属しているコーナーのトップページなど)へのリンクを設けて置くようにしましょう。

アクセス者が「このページの属するコーナーを全て読んでみたい」と思ったときに、すぐ閲覧できる状態にしておくためです。

この実現にはナビゲーションとして「パンくずリスト」を用意しておくのが簡単です。

上位改装のページへリンクする際は、リンク文字に「戻る」や「トップページへ」といった、内容を表現しない文字列だけの使用は避けます。

必ず、「りんごの品種TOPへ」など、キーワードを分組んだ文字列でリンクしておきましょう。

「戻る」などだけでは、どこに移動できるのかが予測できません。

どこに移動できるかわからないリンクは、あまりクリックされません。

また、リンク先ページを最適化できるチャンスを逃す事にもなります。

つまり、「戻る」などのキーワードを含まないリンクは、SEO面でもLPO面でも役立たないことになります。

必ずキーワードを含んだリンク文字にしておきましょう。

スクリプトを使って戻さないスクリプトを使って戻さない

JavaScriptなどを用いて「前に閲覧していたページに戻す」スクリプトを使うのは好ましくありません。

この場合は、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックした場合と同じ効果になってしまうため、外部サイトから直接来たアクセス者を、前にいた外部サイトは戻してしまう事になるからです。

複数のページから到達する可能性のあるページに、このような(スクリプトによる)「戻る」リンクが良く設けられています。

そのようなページでは、複数のページに戻るリンクを必要なだけ列挙して置けばよいでしょう。

その方が、上位階層のページが複数ある事が用意に把握できるため、閲覧者にとっても便利になります。

導線の位置は本文の最後に導線の位置は本文の最後に

本文の直後に配置したリンクは、他の位置にあるリンクよりもクリックされやすくなります。

なぜなら、本文を読み終えた後は、次の行動を考えるタイミングだからです。

次の行動を考えるタイミングで関連ページへのリンクがあれば、そちらも読んでみようと思われやすくなります。

したがって、関係するページへのリンクは、サイドバーなどよりも本文の直後に記載しておくほうが良いでしょう。

次の行動につながるリンクを見つけられないと、検索サイトから来たアクセス者は、ブラウザの「戻る」ボタンで検索結果ページに戻ってしまうかもしれません。

本文直後のリンクは、アクセス者を逃さないようにするための重要な導線掲載位置です。

外部サービスを利用している場合は特に重要外部サービスを利用している場合は特に重要

レンタルブログサービスやレンタル掲示板など、自分のWebサイトの外にスペースを確保したコンテンツがある場合は、必ず「戻る」リンクを用意しましょう。

外部のサービスを利用した場合は、URLから関連を知る事ができません。

したがって、リンクが無ければ確実に(本来の)Webサイトに戻ってくる事ができません。

検索エンジンは「被リンク数」を重視します。

被リンク数は、内部リンクと外部リンクの2種類がありますが、一般的に外部サイトからのリンクのほうが得にくいため、内部リンクよりも外部リンクのほうを重視すると考えられています。

レンタルブログやレンタル掲示板などの外部サイトから自分のWebサイトにリンクすれば、ドメインが異なるために「外部サイトからのリンク」だと解釈されるわけです。

各ナビゲーションを整備する

全てのページに共通したナビゲーションを用意全てのページに共通したナビゲーションを用意

全てのページで共通のナビゲーションがあれば迷わず移動できるため、アクセス者を誘導しやすくなります。

共通のナビゲーションを用意共通のナビゲーションを用意

全てのページに共通したナビゲーションが用意されていれば、迷わずにサイト内を移動できます。

また、サイト内の構造もよく把握できるため、どこに行けばどんな情報が得られそうかが推測しやすくなり、無駄ない動をせずに済みます。

迷いやすかったり無駄ない動画多く必要な構造になっているサイトは、使いにくいサイトだと認識されます。

アクセス者が去ってしまわないように、できるだけサイト内の全てのページに、共通のナビゲーションを用意しておきましょう。

ナビゲーションの種類ナビゲーションの種類

アクセス者を適切に誘導できる便利なナビゲーションとしては、以下のようなものがあります。

全てを用意しておくのが理想的ですが、それが無理でもできるだけたくさん用意しておきましょう。

メニュー

主要なコーナーへのリンクを並べたものです。

上部に横一列に並べる「メニューバー」や、左右の端に立て一列に並べる「再度メニュー」の形でよく使われます。

ページの株(フッタ)に、テキストリンクの形でたくさん並べておく形も、大規模なサイトでよく使われています。

形態はどれでもかまいませんから、トップページだけでなくできるだけ全てのページに用意しておきましょう。

パンくずリスト

Webサイトのトップページから現在のページに至るまでの道程を順番に掲載したものです。

現在位置が一目瞭然なので、構造の把握に役立ち増す。

また、上階層のページへ移動するのに便利なので、同じ話題のページを閲覧したいと思われた場合などに特に役立ちます。

ロゴ

ページの上部にWebサイトのロゴがあると、「どこのWebサイトを閲覧中なのか」が明確になります。

サイトそのものの印象を閲覧者に残しやすくもなります。

ロゴは、「トップに戻る」リンクを兼ねるナビゲーション機能を持っている事が良くあります。

ですから、ロゴを掲載する場合は、トップページへのリンクにしておきましょう。

ロゴをクリックすると、そのWebサイトのトップページに戻れるようにしておけば、アクセス者をトップページに導きやすくなります。

サイトマップ

Webサイトを構成する全ページへのリンクを掲載したリストページです。

そのWebサイト内にどんな情報が掲載されているのかを、把握するのに役立ちます。

迷ったときに望みの情報がどこ名あるのかを探すために便利なページですから、必ず用意しておきましょう。

アクセス者だけでなく、検索エンジンに漏れなくサイト内を巡回してもらうのにも有効です。

サイト内検索機能

自分のWebサイト内に限定した検索機能です。

無料で使える前文検索エンジンを配置してリ評したり、レンタルサーバ会社が提供しているサービスを利用したりして実現できます。

自力での設置が難しい場合は、GoogleやYahoo! JAPANが無料で提供しているサイト内検索サービスを使って用意することもできます。

特にメニューやパンくずリストは、ナビゲーション機能を手今日するとと同時に、各コーナーのトップページの「被リンク数」を増やす事にもなります。LPO面でもSEO面でも有効になる要素です。

全ページで共通する部分の楽な作成方法・管理方法全ページで共通する部分の楽な作成方法・管理方法

全ページで共通するナビゲーション部分を、全てのHTMLファイル内に直接記述するのは無駄が多すぎる上、メンテナンスも大変です。

ヘッダ部分やメニュー部分などの、全ページに共通するナビゲーションは、それぞれ独立したファイルに分割しておいて、Webサーバ上で合成するようにしましょう。

そうすれば、メンテナンスがとても楽になります。

階層構造を簡単に把握できるパンくずリスト

パンくずリストの項目名はできるだけ短く記述パンくずリストの項目名はできるだけ短く記述

パンくずリストがあれば、どこのページに直接アクセスされても現在位置をユーザーに知らせる事ができ、サイト構造を把握させやすくなります。

階層構造を簡単に把握できるパンくずリスト階層構造を簡単に把握できるパンくずリスト

「パンくずリスト」とは、トップページから現在のページまでの移動経路を順番に掲載したリンクリストの事です。

現在位置とサイト構造を把握するのに便利で、階層の深い大規模なWebサイトには必須なナビゲーションだといえます。

パンくずリストは、現在閲覧しているページが、Webサイトの階層構造内のどこに位置しているのか良く解るため便利です。

検索使途などから、途中のページに直接アクセスしてきても、現在の位置をすぐに把握できます。

また、そのコーナーのトップページへアクセスしたいと思ったり、Webサイトのトップページへアクセスしたいと思ったりしたときにも、パンくずリストを使えば簡単に移動する事ができます。

あまりページ数の多くないWebサイトでは活用する機会が少ないかもしれませんが、3階層以上になる箇所が少しでもあるようなら、パンくずリストを用意しておきましょう。

パンくずリストは、全てのページで表示内容が異なりますから、メニューのように「別ファイルを合成」する方法は使えません。

その為、ページ数が多くなってから全ページにパンくずリストを用意するのは大変です。

既にページ数が多い場合は勿論、少ない場合でも、今のうちからパンくずリストを用意しておくほうが、後々の更新が楽になるでしょう。

パンくずリストは位置や構造を把握するのに役立つだけでなく、サイトのトップページやコーナーのトップページなど、階層を越えて移動するにも役立ちます。

大規模でなくともぜひ掲載しておきましょう。

パンくずリストを構成するのは普通のテキストリンクですから、作成に特別なツールは不要です。簡単に作れて優れたナビゲーションだといえるでしょう。

解りやすいパンくずリストを作るために解りやすいパンくずリストを作るために

解りやすくて使いやすいパンくずリストにするために、以下の3点を抑えておきましょう。

  1. 項目名は短く
  2. 右端(現在位置)の項目名は、ページタイトルと一致させる
  3. できるだけ同じ位置に掲載

 

パンくずリストの項目名はできるだけ短く記述しましょう。

パンくずリストでは、左端がトップページで、右端が現在のページになります。

ですから、複数行にまたがってしまうと把握しにくくなってしまいます。

また、項目名が長すぎると、ナビゲーションである事がわかりにくくもなります。

簡潔に各構造の内容を表現しましょう。

パンくずリストの右端は、常に「現在位置」を示します。

パンくずリストの中では、この右端部分だけ、リンクになっていません(現在位置なのでリンクにする必要が無いためです)。

現在位置を示しているという事を明確にするために、ページタイトルと完全に一致する文字列を記載しておきましょう。

それによって、この部分が「パンくずリスト」ナビゲーションである事がはっきりします。

ページタイトルに「最適化したいキーワード」を含んでいる場合は、パンくずリストの右端にもページタイトルを記載する事で、キーワード出現頻度を向上させることにもつながります。

全てのページで同じ位置に掲載するようにします。

パンくずリストの特定の項目をクリックした直後に、移動先のページでも同じ項目が同じ位置に表示されていると、扱いやすいパンくずリストになります。

また、掲載位置は、すぐに目に付く上部がわかりやすく望ましいでしょう。

横向きのメニューバーを用意しているなら、その直下などがお勧めです。

ほんの1行分のスペースを確保するだけで十分なので、既存のデザインにも含めやすいでしょう。

SEO効果も期待してキーワードを含めるSEO効果も期待してキーワードを含める

パンくずリストは普通のテキストリンクなので、キーワードを含めればSEO効果も期待できます。

可能ならキーワードを含めていきましょう。最も左端に配置される項目は、Webサイトのトップページです。

その為、トップページへのリンクは、「HOME」や「TOP」などという文字だけにしてしまいがちです。

しかし、それではキーワードの最適化効果が得られないので、Webサイト名など、最適化したいキーワードを含むものにしておきましょう。

パンくずリストの最後はかならず現在位置パンくずリストの最後はかならず現在位置

パンくずリストでは、常に右端(最後)が現在位置になります。

パンくずは、「これまでに通ってきた道」にのみあるもので、「これから先の道」には存在しないはずだからです。

ですから、パンくずリストを作る際には、必ず右端(最後)に現在のページよりも先のページへのリンクまで書いてしまうと、閲覧者を惑わす事になってしまいます。

例え、道筋が1つしかなく、次に閲覧すべきページが1つしかながったとしても、パンくずリスト内に「次のページ」を書いてはいけません。

次に読むべきページがあるのなら、それは別の場所からリンクさせておきましょう。

本文の最後などがわかりやすくて便利です。

一目でわかる新着情報の掲載方法

更新した事実を何か一言掲載するようにしてトップページも同時に更新更新した事実を何か一言掲載するようにしてトップページも同時に更新

新しく追加されたページをできるだけ早くクロールさせるためだけではなく、リピーター向け情報として役立ちます。

リピーターに役立つ新着情報(更新履歴)リピーターに役立つ新着情報(更新履歴)

追加・更新された箇所だけをまとめて知る事ができる新着情報は、リピーターにとって便利です。

なぜなら、リピーターは、追加・更新された箇所を読みたいと思って訪れるからです。

ですから、ページの追加・更新状況を掲載するページ(新着情報)は必ず設けておきましょう。

尚、更新履歴は更新頻度を把握するのにも活用できます。

更新頻度が低すぎる場合は、あまり旬な情報はないサイトだと思われ、逆効果にもなりかねません。

定期的に更新するようにしましょう。

更新履歴はトップページにも併記更新履歴はトップページにも併記

更新履歴はその一部をトップページにも併記しておきましょう。

すると、どこかのページが追加・更新されるたびにトップページも更新される事になり、トップページの更新頻度が向上します。

更新履歴コーナーをトップページに用意しない場合でも、更新した事実を何か一言掲載するようにして、トップページも同時に更新するようにします。

頻繁に更新されるページは、それだけ検索エンジンも頻繁に訪れるようになります。その結果、(トップページからリンクされている)新しく追加・更新されたページが早くクロールされ、検索エンジンのデータベースにも早く登録される事が期待できます。

更新履歴の書き方更新履歴の書き方

日付の新しい順に並べ、追加・更新ページへのリンクと、追加・更新等の簡単な説明を書いておきましょう。

更新内容をただ書くだけではなく、必ずリンクにします。

その際、リンク文字には、リンク先ページで最適化したいキーワードを用いるようにします。

説明文にも、キーワードを含んだ簡潔な文章を書いておくと良いでしょう。

キーワードになる部分だけをリンクにするほか、一文全体をリンクにしても良いでしょう。

ただし、一文全体をリンクにすると、リンクに含まれる文字が多くなってしまうため、あまりリンク先ページの最適化には役立たなくなる可能性があります。

メニューの効果的な設置方法

簡単にサイト内を移動できるようにする簡単にサイト内を移動できるようにする

メニューは、サイト内にどんなコンテンツがあるのかを伝えられ、ユーザーを適切に誘導する重要な要素です。

主要コーナーへのリンクを用意するメニュー主要コーナーへのリンクを用意するメニュー

メニューとは、Webサイト内の主要なコーナーへのリンクを集めた重要なナビゲーションの1つです。ページの上部に横一列に並べた「メニューバー」や、ページ左右の端に縦方向に並べた「サイドメニュー」などが良く使われます。

主要なコー名へのリンクを「メインメニュー」とし、現在閲覧中のコーナーの各ページへのリンクを「サブメニュー」とすることもあります。

これらのメニューは、Webサイト内にどのような情報が公開されているのか簡単に把握できるため、アクセス者にとって非常に便利です。

横向き一列に並べられるメニューバーは、ページの上部(タイトルのすぐ下など)には位置される事が多いメニューです。

上部にあるため必ず閲覧者の目に付きますから、主要なコーナーのリンクに良く使われます。ただし、横方向に長くしすぎると、閲覧者の環境によっては横スクロールバーが表示されたり、メニューが複数行になったりして、醜くなるデメリットもあります。

メニューバーは、項目数が少ないメニューに向いているといえます。

縦向きに並べられるサイドメニューは、ページの左端や右端に配置されます。

一般的にWebページは縦方向に長いのが特徴で、メニューを縦向きにすれば幾らでも項目数を拡張できます。

詳細な項目まで掲載したサブメニューを作りたい場合、割りと全体のコーナー数が多い場合は、縦向きのメニューが良いでしょう。

使いやすいメニューを作るには使いやすいメニューを作るには

使いやすいメニューにするには、以下の3点に気をつけて構成します。

  1. 全てのページで同じ位置・同じ内容を掲載
  2. わかりやすいコーナー名をつける
  3. 階層構造に気をつける

 

ページの上部や左右端など、常に同じ位置・同じ内容(デザイン)で掲載しておきます。

こうする事で、どこにメニューがあるのかを探す必要が無く、簡単にサイト内を移動できるようになります。

メニューの項目には、できるだけ無い表を推測しやすい項目名をつけます。

日本語のWeb歳との場合は、コーナー名も英語ではなく日本語にしたほうが良いでしょう。

英語のコーナー名だと、(日本語での)検索にもヒットしませんし、意図も伝わりにくい可能性があります。

メニューには、サイト内の同じ階層に属するページだけを並べて掲載するようにしましょう。

なぜなら、複数の階層をごちゃごちゃに記載すると、サイト構造の把握がしにくくなるからです。

どうしても異なる階層の項目を並べたい場合は、「メインメニュー」と「サブメニュー」とに分割しましょう。

横方向のメニューバーなら2行にし、縦方向のサイドメニューなら項目名の戦闘をインデントするなどして視覚的に階層構造を表現するようにします。

SEO効果も期待できるメニュー項目SEO効果も期待できるメニュー項目

メニューは、項目をクリックすると当該ページに移動できるナビゲーションですから、各項目は当然リンクになっています。

ですから、項目名(リンク文字)にはキーワードを含めておきましょう。

それによって、リンク先ページの最適化に役立ちます。閲覧者にとってわかりやすく、なおかつキーワードを含められるようなメニュー項目が望ましいでしょう。

多くの場合、キーワードとは、そのコーナーで扱われている話題を端的に表す単語になっているはずですから、単純にキーワードをそのままメニュー項目にしてもかまいません。

横向きの場合は勿論縦向きでも、メニュー1項目当たりにスペースを占有させる事はできません。

したがって、メニュー項目はあまり長い文字列をかけません。

その為、テキストリンクでは旨くキーワードを含められない場合もあります。

そのような時は、メニュー項目を画像で作成し補足的な部分の文字サイズを小さくする事で、比較的長い文字列を含める事ができます。

メニュー項目を画像で作る場合は、代替文字を必ず書いておきます。

それによって画像の読み込み前でもクリックできるようになりますし、また、検索エンジンにも適切に内容が伝わるようになります。

この方法なら、あまりメニュー項目のスペースをとらずに、ある程度のキーワードを含めたメニューにできます。

ただし、画像の代替文字中にたくさんの文字列を含みすぎるとスパムに取られかねません、必ず、画像上に実際に表示されている文字だけを代替文字に含めるようにしましょう。

タグを使った分類

ページの所属コーナーに関係なく関連情報を簡単にまとめて閲覧させるページの所属コーナーに関係なく関連情報を簡単にまとめて閲覧させる

「タグ」をサイト内で用意すると、同話題のページを、コーナーを横断して簡単に閲覧させる事ができます。

タグとはタグとは

「タグ(Tag)」とは、ここでは「HTMLタグ」の事ではなく、分類を表す単語の事です。

ブログやソーシャルブックマークなどでよく使われているほか、画像や動画の投稿サイトでの分類にも使われています。

Webサイト上でタグの仕組みを使えば、ページの所属コーナーに関係なく、同話題の情報や関連する情報を簡単にまとめて閲覧させるのに役立ちます。

ソーシャルブックマークサービルでは、ブックマーク(ブックマークしたWebページ)に対して、任意の複数個のタグを加える事ができます。

例えば、「便利」・「面白い」・「後で読む」などです。このようなタグを付加しておくことで、過去に登録したブックマークを検索したり、そのブックマークと同じタグがつけられた他のページを探したりする事が可能になります。

ブログツールでは、各円鳥に対してタグを加える事ができるものがあります。

多くのブログツールでは、もともとのカテゴリ名による分類が可能です。

しかし、カテゴリによる分類は主に、情報の中身によって分類するもので、1つのエントリが複数のカテゴリに分類される事はあまりありません。

タグを使えば、「感想」・「意見」・「書きかけ」・「聞いた話」など、情報の中身を示す分類ではなく、情報のでどこや情報の種類などでの分類を行う事ができます。

例えば、ある1つのエントリに、「感想」、「テレビで見た」、「お気に入り」の3つのタグを同時に付加しておくような事ができます。

カテゴリによる分類とは異なる分類として予め用意カテゴリによる分類とは異なる分類として予め用意

タグによる分類は、カテゴリに影響されず、Webサイト内の全ての情報を縦断して分類できる点などが便利です。

その為、ニュースサイトなどの読み物サイトでも、記事の分類に使われています。

カテゴリで分類するだけでなく、様々なタグを記事に加えて分類する事によって、記事のジャンルに関係なく、特定のキーワードに該当する記事を縦断的に閲覧してもらう事ができるようになります。

タグを用意するにはタグを用意するには

ブログツールやCMSツールを利用して構築している場合は、それらのツールにある標準の機能やプラグインの追加などでタグ機能を実現できます。

そうでない場合でも幾つかの分類を用意して分類ごとの集積ページを(普通にHTMLで)作り、各ページと相互にリンクさせるだけでも実現できます。

サイト内検索機能で利便性向上

サイト内検索フォームがあれば更に検索してもらえる可能性サイト内検索フォームがあれば更に検索してもらえる可能性

Webサイト内に検索機能を設け、望む情報に簡単にアクセスできるようにしましょう。

検索機能があると便利検索機能があると便利

「サイト内検索」とは、自サイト内に限定した検索機能のことです。

サイト内限定の検索機能が用意されていれば、メニューを使ったりサイトマップを見たりして望みの情報の所在を探すまでも無く、検索後を入力するだけでコンテンツを探せるため便利です。

どのページにも検索フォームがあり、どこでもすぐに検索できる状態にあるのが望ましいでしょう。

検索サイトから訪れるアクセス者は、最初に閲覧したページに求める情報が無ければ、さっさと別のサイトへ行ってしまいます。

しかし、最初に閲覧したページに求める情報が無くても、サイト内検索フォームがあれば、それを使って検索してもらえる可能性があります。

直帰率を下げるためにも、全てのページにサイト内検索フォームを用意しておきましょう。ロゴなどド一緒にページ上部に記載しておくと、解りやすくて使いやすくなります。

サイト内検索機能を用意するサイト内検索機能を用意する

サイト内検索機能を設置するには、次のような方法があります。

  • フリーの前文検索エンジンを利用する
  • レンタルサーバが提供している検索機能を利用する
  • GoogleやYahoo! JAPANなどが提供しているサイトない検索機能を利用する

 

自分のWebサーバ上で検索エンジンが動作していれば、インデックスファイルを更新する作業だけですぐに最新のページを検索区データベースに含める事ができます。

検索才知とのサービスを使う場合は、一切の設置が不要な代わりに、検索サイトのデータベースが更新されるのを待たなければ、最新の情報は検索結果に現れません。

フリーの全文検索エンジンフリーの全文検索エンジン

サイト内検索機能は、Namazuなどのフリー全文検索エンジンを使って自前で抵抗する事も可能です。

ただし、自由にCGIを設置できて、ある程度のCPUパワーが利用できるサーバでないと運用は難しいかもしれません。

しかし、検索結果の表示を自由にカスタマイズできるため、サイトデザインと一致した検索結果ページが作れるメリットがあります。

レンタルサーバが提供している機能を利用するレンタルサーバが提供している機能を利用する

レンタルサーバによっては、サイト内検索機能を標準で提供しているところがあります。

もし利用しているサーバが検索機能を提供しているなら、それを活用するのが楽でよいでしょう。

検索サイトのサイト内検索サービス検索サイトのサイト内検索サービス

Yahoo! JAPANやGoogleなどの検索サイトも、無料で利用でキルサイトない検索サービスを提供しています。

それらを利用すれば、自分では何のシステムも用意する必要が無いため、非常に楽に実現できます。

ただし、対象ファイルを細かく指定したりはできませんし、検索エンジンが情報を取得してからデータベースに反映するまでには時間がかかるので、最新の情報を対称に検索できるわけではないデメリットもあります。

Googleフリー検索

Googleフリー検索は、サイトない検索機能を手軽に実現できる無料のサービスです。

このGoogleフリー検索の「カスタマイズ版」を使えば、検索フォームや、健作家kkページのデザインもある程度カスタマイズできるので、自分のWebサイトにあわせた検索ページを作れます。

Yahoo!検索(ドメイン内検索)

検索結果ページのカスタマイズはできませんが、Yahoo! JAPANでもサイト内検索機能が提供されています。

HTMLに貼り付けるべきソースコードが既に表示されるので、そのソースの中にあるサンプルドメインを自サイトのドメイン名に修正します。

後は、望みのページに張るだけでサイト内検索機能が実現できます。

Google AdSenseの検索

ページの内容と関連する広告を自動配信するGoogleの(コンテンツ連動型)広告配信サービス「AdSense」を利用している場合は、それらの機能を利用する事でも際とない検索機能を用意できます。

AdSense側でサイト内検索機能を作った場合は、検索結果に高校区が表示され、そこからの広告収入が還元されます。

つまり、サイト内検索を無料で作れるうえに、そこに表示される広告からの収入が得られる可能性もあるという事です。

サイト内検索機能の利用者が広告をクリックしない限り収益は発生しません。

サイトを網羅するためのサイトマップ

サイト内のページが多ければ多いほど、サイトマップの存在は重要サイト内のページが多ければ多いほど、サイトマップの存在は重要

サイトマップは、アクセス者にも検索エンジンにも、目次や検索として使える役立つページです。

迷ったときやすばやく求める情報を探したいときに活用できるサイトマップ迷ったときやすばやく求める情報を探したいときに活用できるサイトマップ

サイトマップとは、サイト内の全ページへのリンクを階層構造にしたがって並べたリストページのことです。

サイト内で迷った場合などこのページを参照すると、目的の情報を見つけやすくて便利です。

迷う前に最初からこのページを参照して目的の情報を捜す使い方をされる場合もあります。

サイト内のページが多ければ多いほど、サイトマップの存在は重要になります。

ページ数の多い大規模なサイトだと、サイト全体の構造が把握しにくく、目的のページに移動するために必要なステップが多くなります。

全体を網羅した案内図(サイトマップ)から一気に移動できる方法が用意されていると、サクセス者の余計な手間を減らせます。

サイト内のページ数が少なくても、サイトマップページは作成しておきましょう。

サイト内のページ数が多いのか少ないのかは、初めて訪れたアクセス者にはわかりません。

サイトマップがあれば、サイト内にどれだけの情報があるのか、どんな情報は無いのかがはっきりします。

また、サイト内のページ数が多くなってからサイトマップを作成するのは労力が必要ですから、少ないうちから作成しておくほうが後々の作業が楽になります。

検索エンジンにもれなく巡回してもらうためにも有効検索エンジンにもれなく巡回してもらうためにも有効

サイトマップページは、人間だけでなく検索エンジンに対しても便利なページです。

サイトマップページにどのページからもアクセス可能な場合、サイト内のどのページへも2回移動する(リンクをたどる)だけで到達できるようになります。

検索エンジンは、階層の深いページまで必ずしもアクセスするとは限りません。

サイトマップを経由させる事で、どのページへも3階層以内で到達できるようになれば、サイト内のページを漏れなく登録してもらえる可能性が高まります。

尚、検索エンジンにもれなく全ページをクロールしてもらうためには、XMLベースのデータ形式である「サイトマップファイル」を用意する方法もあります。

このファイルは、検索エンジンにサイト構造を把握してもらうために用意するデータファイルです。用意しておけば、ファイルの内容を読み込んで、クロールの参考に使われます。

ただリンクを並べるだけで作れるただリンクを並べるだけで作れる

サイトマップページは、ただリンクを並べただけのページです。

特別な作り方は必要ありません。

リストを作るul要素やli要素などを使って、階層構造を表現できるように作っておけば、それだけで十分でしょう。

サイトマップページの場合、過度な総称句は内容を読みにくくするだけです。書籍の索引ページなどのように、実用性のみを重視して、シンプルなリストにしておきましょう。

ユーザビリティ

LPO中心のユーザビリティ向上テクニックについてLPO中心のユーザビリティ向上テクニックについて

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