SEOSEO

リンク先を新規Windowで開かせない

別Windowを開くリンクには「別Windowで開く」旨を表示しておく別Windowを開くリンクには「別Windowで開く」旨を表示しておく

リンク先を強制的に別のWindowで表示させないようにしましょう。閲覧者の選択肢を奪うと使いにくいと感じられてしまいます。

どのWindowに表示させるかは閲覧者に任せるどのWindowに表示させるかは閲覧者に任せる

リンク先ページの開き方は閲覧者に任せるようにし、強制的に別Windowを開くリンクは避けましょう。

閲覧するWindowを強制する事は閲覧者の選択肢を奪ってしまう事になります。

閲覧者の望む動作ができなければ、使いにくいWebサイトだと感じられてしまいます。

また、別Windowで開くと、それまでの閲覧履歴が別Windowには継承されないため、初心者が戸惑う要因にもなります。

リンク先ページの開き方は技術的に何も指定しない

別Windowを開くリンクと、同じWindowに表示するリンクが混在しているWebサイトは、使いにくいと感じられてしまいます。

別Windowを開くリンクには「別Windowで開く」旨を表示しておくことが、少なくとも操作は予測できるようになりますが、これでも望ましいとはいえません。

閲覧者の選択肢を奪う事に変わりはないからです。

リンク先ページの開き方を指定しなければ、閲覧者は同じWindowで開く事も別Windowで開く事もでき、自由に選択することができます。

しかし、別Windowで開くよう記述されたリンクでは、例え閲覧者が「同じWindowで見たい」と思ってもそう操作する方法がありません。

このように、閲覧者の操作を制限してしまうような作り方は望ましくありません。

「使いにくい」と感じられるWebサイトには、余程必要とする情報があるのではない限り、二度と訪れようとは思わないでしょう。

新しいWindowで開いたほうが便利なのかどうかは、それぞれの閲覧者がそのときの望みに応じて判断すればよい事です。

フレームは表示しない

フレームを定義したHTMLに検索結果からアクセスされる可能性は低いフレームを定義したHTMLに検索結果からアクセスされる可能性は低い

フレームを使ったページは、リンクが得られにくくなるほか、検索サイトからのアクセス者にはデメリットになります。

フレームとはフレームとは

フレームとは、ブラウザ内を複数の領域に区切って、それぞれの領域に異なるHTMLを表示させる仕組みの事です。

フレームを使って構成すると、以下に挙げるような問題点やデメリットがあります。

SEO/SEMの観点からも、フレームは使わないほうが良いでしょう。

また、本文とメニューとを別々のフレームに分割しているなら、検索サイトからのアクセス者を適切に誘導できなるという点で、LPOの観点からデメリットがあります。

フレームの問題点フレームの問題点

ある1つのフレーム内で「ページC」から「ページD」へ移動しても、ブラウザのアドレス欄にあるURLは変わりません。

なぜなら、アドレス欄に表示されるURLは、「フレーム構成を定義したHTML」だからです。

それぞれのフレーム内で実際に表示されているページのURLは、アドレス欄には表示されません。

このように、フレームを使っていると、リンクをクリックしてページを移動してもURLは変化しません。

URLが変化しないので、「現在表示されているフレーム構成」をブックマークしたりリンクした律する事ができない問題が発生してしまいます。

フレームを使った場合のデメリットフレームを使った場合のデメリット

検索エンジンが、フレームを使って構成されたWebサイトの情報を検索データベースに登録する際は、フレームを構成する1つ一つのページを個別に登録します。

フレームを使ってメニューと本文とを分割している場合、検索結果に本文側のページのみがヒットした場合は、検索サイトからのアクセス者には、メニューのない状態(本文側のページだけ)が見えることになって今います。

フレーム構成を定義しているファイルも、検索データベースには登録されます。

しかし、フレームを定義しているだけのHTMLには、必要な情報が含まれていないため、検索結果にはなかなか出てきません。最適化キーワードを使って外部リンクがたくさん集まっていればヒットする可能性もあります。

しかし、そうでなければ、フレームを定義したHTMLに検索結果からアクセスされる可能性は低いでしょう。

フレームを使わずに済ます方法フレームを使わずに済ます方法

メニューなどのナビゲーションを常に表示させるためにフレームを使っているなら、SSIを活用する事でフレームを使わずに同じ事が実現できます。

もし、CMSなどを使って構築するなら、CMSのテンプレートを使うことでも実現できます。

SSIでは、各ページに合成したい部分だけを独立したファイルに記述しておきます。

この点はフレームを使った場合と似ています。

しかし、SSIの場合は、Webサーバが直接ファイルを合成してブラウザに送ります。

つまり、ブラウザ側から見れば、あたかも「最初から合成されていた」様に見えるわけです。

こうすると、検索エンジンにも問題なく登録されますし、リンクも問題なくできます。

フレームを使っても問題ない場合フレームを使っても問題ない場合

基本的にはフレームは使わないほうが良いのですが、次のような場合には使っても問題ありません。

  • リンクされる必要のないページ外部からリンクされる必要のない作業用ページなどで、フレームがあったほうが便利な場合は、使っても特に問題ないでしょう。
  • フレームの内側でリンクをクリックしないことがわかっているインラインフレームインラインフレームとは、ブラウザそのものを複数の表示領域に分割するのではなく、1ページの内側に別のページを表示させる機能です。ページ内に画像やFlashを貼り付けるのと同じように使えます。
    このインラインフレームで、フレーム内部に表示しているページにリンクが含まれていない場合は、フレームのデメリットは殆どありません。
  • クリックした結果、フレームを解除して移動する事がわかっているインラインフレームインラインフレーム内部のページをクリックした結果、必ずフレームを解除して移動するよう記述されたインラインフレームなら問題はありません。
    アフィリエイとのバナー広告などで使われることがあります。

 

フレームをどうしても使いたい場合と修正が難しい場合の対処フレームをどうしても使いたい場合と修正が難しい場合の対処

どうしてもフレームを使いたい場合は、フレームが無くても機能するようなページの作り方をしておきましょう。

その為には、「他のフレームが表示されていないと移動できないページ」をなくします。次の2つの点を考えて作成しましょう。

  1. フレームを2つに分けて「メニュー側」・「本文側」としている場合は、本文側のページにもページ移動のためのリンクを含めて起きます。
    少なくとも、そのページに関連するページへのリンクと、トップページへ戻るリンクは必要です。
    他にも、手法ナコーナーへ移動するリンクもあると望ましいでしょう。
  2. トップページには、全ての主要なコーナーへ移動するリンクを含めて起きます(フレームのメニュー側ページではなく、本文側にも全ての主要なコーナーへのリンクを含めます)。
    もしくは、サイトマップを作っておき、そのページへリンクします。

 

上記のようにしておけば、フレームがない状態で「本文側」のページだけが表示されても、適切に移動が可能になります。

フレームのデメリットは減りますが、完全になくなるわけではありませんから、フレームを使わずに済ます方法を考えるのが望ましいでしょう。

フォームにはリセットボタン(クリアボタン)は配置しない

リセットボタン(クリアボタン)は百害あって一利なしリセットボタン(クリアボタン)は百害あって一利なし

リセットボタン(クリアボタン)があると、誤操作によって入力内容が全て消えてしまう事故が起こってしまいます。

フォームにリセットボタン(クリアボタン)は不要フォームにリセットボタン(クリアボタン)は不要

コメント欄や掲示板、問い合わせフォーム、アンケートフォームなど、閲覧者に何かを入力してもらうフォームには、入力内容を削除するリセットボタン(クリアボタン)は置かないようにしましょう。

リセットボタン(クリアボタン)はHTMLで作成できるフォームの機能の1つで、ユーザーの入力祖全ては記するボタンです。

このリセットボタン(クリアボタン)を誤ってクリックしてしまうと、せっかく入力した内容が全て消えてしまいます。

また、リセットボタン(クリアボタン)はキーボードの「ESC」キーで押せてしまう事もあります。

その場合、日本語入力中のキャンセル操作などで、勢いあまって[ESC]を押しすぎただけでも、全部の入力内容が消えてしまう事になります。

一度消えてしまった情報を再度入力するのは苦痛なので、もう二度と入力してもらえないかもしれません。

リセットボタン(クリアボタン)は配置しないでおきましょう。

フォームの仕様で、入力した内容を全ては記しなければならないような場面は、まずありません。

ですから、リセットボタン(クリアボタン)は百害あって一利なしです。

既に配置しているようなら、削除しておきましょう。

フォームには送信するためのボタンがあれば十分です。

ナビゲーションに差をつけない

同じ形をしたものをたくさん配置する場合はクリック動作を同じに同じ形をしたものをたくさん配置する場合はクリック動作を同じに

ページによってナビゲーションの位置や有無が異なっていると、アクセス者は迷いやすくなってしまいます。

クリック可能なものは、どのページでもクリック可能にクリック可能なものは、どのページでもクリック可能に

クリック可能なようにデザインした箇所は、他のページあるものについても同様にクリック可能なようにデザインしましょう。

同じデザインで、クリックできる場所とクリックできない芭蕉があると、閲覧者は迷ってしまいます。

 あるページで上部に表示されているロゴ画像をクリックできるようにデザインしたなら、他の全てのページでも同じ位置にあるロゴをクリック可能にしておきましょう。

その際、からナ図どのページでも同じ動作(同じリンク先への移動)をするように作っておかなければなりません。

場所によって動作が異なると、クリックした結果がどうなるのかを予測できないためナビゲーションとして役に立たなくなります。

同じ形のものを並べる場合は、動作も同じにする同じ形のものを並べる場合は、動作も同じにする

画像のサムネイルをたくさんならばる場合などのように、同じ形をしたものをたくさん配置する場合は、クリックした際の動作も全て同じにします。

クリック可能なサムネイル画像とクリック不可能なサムネイル画像があると、どれがクリック可能なのか(マウスを乗せない限り)判別できず、ナビゲーションとして旨く機能しません。

また、画像によってリンク先の種類が大きく異なるような場合も、旨くナビゲーションとして活用できません。

クリック可能なものと不可能なものを尾の字位置に混在させる場合は、クリック可能かどうかがデザイン的に明らかになるようにしておきましょう。

例えばリンク文字と同色の枠線で画像を囲む(ボーダーをつける)などの方法があります。

ドアページは無意味

ドアページ(スプラッシュページ)にはSEO面で大きなデメリットドアページ(スプラッシュページ)にはSEO面で大きなデメリット

できるだけ使うのは避けましょう。

ドアページ(スプラッシュページ)とはドアページ(スプラッシュページ)とは

トップページの直前に配置する、1つの大きな画像や映像を表示するだけのページのことをドアページ(スプラッシュページ)と呼びます。

たいていのドアページ(スプラッシュページ)では、大きな画像やFlash動画などが中央に配置され、「Enter」や「入口」といった名称でのリンクが1つだけ存在します。

大きなFlash動画が1つだけ配置されているのは、映画のプロモーションサイトでもよく使われています。

このドアページ(スプラッシュページ)は、SEO面ではデメリットしかありません。

イメージが重要なプロモーションサイトなどで、デザインの一部として活用したいなどの理由がある場合はともかく、そうでないなら殆ど意味がありません。

余程芸術的なデザインやイメージが重要なのでない限り、ドアページ(スプラッシュページ)は使わないようにしましょう。

スプラッシュページが無意味な理由スプラッシュページが無意味な理由

アクセス者は必ずしもトップページから閲覧するとは限らないため、スプラッシュページが必ず閲覧されるとは限りません。

大きな画像や映像を1つだけ配置している場合、そのページにはテキストで記述された文章量が少ないため、検索エンジンが拾う情報は殆どない事になります。

したがって、ドアページ(スプラッシュページ)は検索にヒットすることが殆どなくなってしまいます。

スプラッシュページは閲覧されくくなります。

また、アクセス者がドアページ(スプラッシュページ)から閲覧を始めた場合、情報を得るために余計なクリックが1回必要になってしまいます。

ドアページ(スプラッシュページ)には位置されているのがFlash動画の場合、読み込み完了を待つ時間が無駄に感じられてしまう可能性もあります。

アクセス者にとって特に必要ではないものを見せる事は、ユーザビリティ上も望ましくないといえるでしょう。

デザインが重要なWebサイトで、デザインの一環として設置するのではない限り、ドアページ(スプラッシュページ)に意味はありません。

ドアページ(スプラッシュページ)のデメリットドアページ(スプラッシュページ)のデメリット

ドアページ(スプラッシュページ)を配置する事によるデメリットは、トップページが2階層になってしまう点です。

サイト内の各ページへのリンクなどを配置した「トップページ」と、その直前のドアページ(スプラッシュページ)の2つが存在するので、得られるリンク数が分散してしまう可能性があります。

ドアページ(スプラッシュページ):外部リンクは集まるが、内部で最適化しにくい

スプラッシュページを用意している場合、リンクしてくれる人々はおそらくトップページではなくドアページ(スプラッシュページ)にリンクしてくれるでしょう。

すると、ドアページ(スプラッシュページ)は外部リンクを多く獲得できる事になります。

しかし、時サイト内のほかのページから@トップに戻るリンク」を作る際は、スプラッシュページではなくトップページにリンクするでしょう。

すると、得られる「被リンク数」がスプラッシュページとトップページに分散されてしまいます。

また、ドアページ(スプラッシュページ)には文章量が少ない(もしくは全く内)ために、キーワードを用いた最適化ができません。これらのように、内部要因での最適化ができないため、その結果の上位に入る事は期待しにくくなります。

トップページ:内部で最適化はできるが、外部リンクが集まりにくい

トップページが内的要因から最適化で着ていれば、このトップページに外部リンクを多く集める事で、大きなSEO効果が期待できます。

ドアページ(スプラッシュページ)がある場合は、外部リンクがドアページ(スプラッシュページ)に集まってしまうため、トップページには集まりにくくなってしまいます。

結果:どちらのページの評価も高まらない

このように、Web歳との最初が「ドアページ(スプラッシュページ)」と「トップページ」の2段階構成になっている場合は、「外部リンクを獲得できているページ」と「内的要因からの最適化ができているページ」が異なります。その結果、検索エンジンからの評価が分散してしまい、ド知覧ページにも余り大きなSEO効果が期待できなくなってしまいます。

どうしてもドアページ(スプラッシュページ)を設けたい場合どうしてもドアページ(スプラッシュページ)を設けたい場合

どうしてもドアページ(スプラッシュページ)を用意したい場合は、最適化に必要な要素をドアページ(スプラッシュページ)にも含めるようにしましょう。

ある程度の分量の文章をHTMLの各要素を活用して記述すれば、ドアページ(スプラッシュページ)でも特定のキーワードに最適化することはできます。

それによって、ドアページ(スプラッシュページ)が検索結果にヒットできる可能性が高められます。

しかし、そこまでするなら、スプラッシュページをなくすほうが用意にトップページを最適化できるでしょう。

ドアページ(スプラッシュページ)の代わりの方法ドアページ(スプラッシュページ)の代わりの方法

ドアページ(スプラッシュページ)を用意する必要がないなら、ドアページ(スプラッシュページ)は廃止しましょう。

ビジュアル的な要素を重視したくてドアページ(スプラッシュページ)のようなものを用意したい場合は、トップページの上部や右上端などにビジュアル的要素を配置する領域を用意することで代替できないか検討しましょう。

コンテンツは様々な形式で用意する

動画・音声コンテンツはテキスト化してページに掲載動画・音声コンテンツはテキスト化してページに掲載

動画・音声・PDFなど様々なコンテンツは、他の形式でも用意することでアクセスされやすくなります。

同じコンテンツでも様々な形式で用意する同じコンテンツでも様々な形式で用意する

動画・音声・PDF・Flashなどを用いて作成されたコンテンツは、テキスト化することで普通のWebページにもできます。

講義・講演会・プレゼンテーション・プロモーションビデオなどの様々な動画・音声コンテンツがあるなら、テキスト化してページに掲載しておく事で、より検索されやすくなります。

テキスト化されたデータを検索で発見した人々が、動画や音声コンテンツとそ手も提供うされている事を知って、日とめてくれる事もあるでしょう。

動画や音声ファイルと疎なまま掲載する際でも、様々なプレーヤーで再生できるよう、代表的な幾つかのファイル形式に変換して用意しておきましょう。

同じコンテンツでも、様々な形式で用意することで、より多くの人々に見せる事ができます。

PDFはHTML化もしておく

PDFで公開している情報は、用意にHTML化が可能ですからHTML形式でも公開しておきましょう。

PDFは、そのままでも検索エンジンに拾われて検索結果にも表示されます。

しかし、PDFだと閲覧を避けるユーザーもいますから、HTMLに変換したものも一緒に公開しているほうが良いでしょう。

Flashに含まれる文章はテキストで書く

Flashで作成しているコンテンツの内部に文章を含める場合は、画像ではなくテキストで含めておきましょう。

そのほうが再利用しやすくなります。

また、Flash内部に含まれるテキストは、検索エンジンも拾っています。

コミュニケートできる仕組みの構築

コミュニティとして機能し、リピーターを増やすコミュニティとして機能し、リピーターを増やす

コメント機能があると、アクセス者にコンテンツを増やしてもらう事ができ、コミュニケーションも促進されます。

ブログのようにコメント欄を用意するメリットブログのようにコメント欄を用意するメリット

ブログには、エントリごとにコメントを投稿できるフォームが用意されています。なくす事もできますが、コメント等高機能を用意しておくと次のようなメリットがあります。

  • 閲覧者にコンテンツを増やしてもらえる →情報が増える
  • コミュニティとして機能する →リピータが増える

閲覧者にコンテンツを増やしてもらえる

ページごとにコメント欄があると、投稿されるコメントはそのページに関連する話題になります。

すると、コメントが投稿されるごとにそのページの情報(関連する情報)が増える事になります。

情報量が増えればそれだけページの価値も高まりますし、同一話題の内容が多ければ検索結果に(望みのキーワードで)ヒットする可能性も高くなります。

コミュニティとして機能する

コメントとして投稿される内容には、関連する情報や質問だ度が考えられます。

それらの投稿が行われる事でコミュニティとして機能し、リピーターを増やす事につながる可能性もあります。

CMSやブログを使っているなら活用、そうでなくても掲示板を用意CMSやブログを使っているなら活用、そうでなくても掲示板を用意

CMSやブログツールを利用して構築しているなら、たいていコメント機能は標準でついているか、そうでなくとも簡単に作れます。

特別な制作ツールを活用せずにページを作成している場合など、各ページにコメント等高機能を用意できない場合は、掲示板だけでも用意しておくと良いでしょう。

その場合、あまりコンテンツを増やしてもらう約には立ちませんが、コミュニティとしては機能する可能性があります。

スパム対策が必要スパム対策が必要

コメント機能のあるページや掲示板を公開してからしばらくすると、スパム投稿が増えてきます。

特にいかがわしい内容のスパム投稿を大量に放置しておくと、Webサイト自体のイメージが悪くなって今います。

事前に次のようなスパム対策を施しておきましょう。

  • スパム自動判定機能のあるツールを使う
  • 投稿はとりあえず保留にし、承認してから掲載する
  • URLの記述を禁止する
  • 日本語が含まれない場合に拒否する

スパム自動判定機能のあるツールを使う

CMSやブログツールには、スパムを自動的に判定して掲載を穂了する機能を持つものもあります。

そういった機能を活用すれば、スパムをある程度は自動的に防げます。

投稿はとりあえず保留にし、承認してから掲載する

全ての投稿を承認制にする方法もあります。

この場合、管理者が承認するまでは掲載されない事になってしまいますが、スパムが掲載されてしまう事は完全に防げます(ただし、投稿量が多くなってくると管理作業が大変になります)。

URLの記述を禁止する

スパムの目的の多くは、特定のサイトへの誘導です。

ですから、本文中にはURLが含まれる可能性が高いと考えられます。

URLが記述されている投稿を全てブロックしてしまう事でも、スパムの多くを防ぐ事ができます。

ただし、問題のない投稿であっても、URLが含まれるだけで拒否してしまう弊害があります。

日本語が含まれない場合に拒否する

日本語サイトの場合は、投稿本文に何らかの日本語文字が必ず含まれると考えられます。

日本語文字が1つも含まれていない投稿を自動的に拒否する事で、外国からのスパムは防げます。

当然、日本語で書かれたスパムには効果がありません。
しかし、外国語によるスパムも多いので、ある程度の管理作業の軽減にはなるでしょう。

わかりやすいディレクトリ構造を作る

わかりやすさの面でツリー構造とディレクトリ構造は一致しているほうが望ましいわかりやすさの面でツリー構造とディレクトリ構造は一致しているほうが望ましい

ディレクトリ構造がWebサイトの論理構造と一致していれば、URLからサイトの構造が把握しやすくなります。

ディレクトリ構造とツリー構造を合わせるディレクトリ構造とツリー構造を合わせる

クリックの必要回数によるツリー構造と、実際のディレクトリ構造は、できるだけ一致させていきましょう。

なぜなら、URLもWeb歳との構造を把握する重要な要素だからです。

ディレクトリ構造が深くても、トップページからたどるリンクの数が少なければ(=ツリー構造が浅ければ)SEO面で問題ではありません。

しかし、アクセス者に対するわかりやすさの面では、ツリー構造とディレクトリ構造は一致しているほうが望ましいでしょう。

Web歳と全体で数ページしかない場合でも、内容に応じてディレクトリを分割しておくほうが便利です。

なぜなら、後々にページが増えてきたとき、改めてディレクトリを作って構造を改変する必要がなくなるからです。

ディレクトリのトップページをエラーページにしないディレクトリのトップページをエラーページにしない

アクセス者がWebサイト内を移動する方法として、ブラウザのアドレス欄に表示されているURLを直接編集する場合があります。

特に、ページ内のナビゲーションがわかりにくい場合や、一気に複数の階層を上がってしまいたい場合などに行われます。

このとき、極力エラーページを出さないように気をつけましょう。エラーページは、「ファイル名が省略されたURLでアクセスされた場合」に当該ディレクトリにindex.htmlが存在しないなどの理由で表示されます。

エラーページを表示しないために以下の方法を使って適切にナビゲートできるようにしておきましょう。

  1. 何らかの情報を欠いたindex.htmlファイルを用意して、アクセス者が移動できるようにする
  2. どこか他の適切なページに転送する
  3. 「403エラーページ」をカスタマイズして、サイトマップのような内容を表示する

何らかの情報を欠いたindex.htmlファイルを用意して、アクセス者が移動できるようにする

エラーやファイル何時欄が表示されるのを防ぐ最も簡単な方法は、index.htmlなどの「最初に表示されるべきファイル」をそのディレクトリ内に用意することです。

このindex.htmlファイルを用意して、各コーナーのトップページなどに移動できるようにリンクなどを記述しておきましょう。

どこか他の適切なページに転送する

Webサーバのリダイレクト機能を用いて、アクセス者が閲覧したいと考えていると思われるページへリダイレクトさせます。

「403エラーページ」をカスタマイズして、サイトマップのような内容を表示する

Webサーバが表示する「403 Forbidden」エラーページをカスタマイズして、サイトマップのようなナビゲーションページを表示するようにします。

そのように設定しておけば、サイト内のあらゆる場所で「403 Forbidden」エラーが発生した際全てに、同じナビゲーションを提供できるようになります。

画像専用ディレクトリ画像専用ディレクトリ

ファイル管理のし易さから、画像ファイルだけを「images」のような舞小で独立したディレクトリに格納する事があります。

この場合は、アクセス者がURLを編集してトップページにアクセスしようとすると、画像ファイルの一覧が表示されてしまう事があります。

一覧表示が便利な場合もありますから、必ずしも修正する必要はありませんが、一覧表示が好ましくないのであれば、index.htmlファイルなどを用意して、適切なページに異動させるように作っておきましょう。

Webページを軽くするテクニック

表示が遅くて余計なものがたくさん表示されているページは読まずに閉じてしまう表示が遅くて余計なものがたくさん表示されているページは読まずに閉じてしまう

コンテンツと無関係な部分の表示に時間がかかってしまうようなデザインは避けましょう。

余計な表示に時間がかかるページはアクセス者を逃す余計な表示に時間がかかるページはアクセス者を逃す

コンテンツと無関係な部分で表示に時間がかかるようなページデザインは避けましょう。

最近は高速な回線が普及してきたため、多少重たいページでもそれほどストレス無く表示されるようになってきています。

しかし、それでも早く表示されるに越した事はありません。

また、伝送されるパケット量に応じて課金される携帯端末などの接続形態もあります。

余計なものの表示はできるだけ減らすほうが良いでしょう。

Webサイトの閲覧に慣れたアクセス者であればあるほど、ほんの少しの待ち時間にもストレスを感じがちです。

何か情報を差がいている最中のアクセス者で、検索結果に表示されたたくさんのページを同時に閲覧している場合、表示が遅くて余計なものがたくさん表示されているページは読まずに閉じてしまうかもしれません。

余程他にはないユニークな情報があるのでない限り、アクセス者は辛抱強く待ってはくれないでしょう。

一瞬で表示されるためには、極力無駄を省いた軽いページである必要があります。

Webページを軽くする方法は一つではないWebページを軽くする方法は一つではない

ページを軽くして表示速度を速めるには以下のような方法があります。

  • 大きな画像や動画を活きない掲載しない
  • テキストでもかまわない文字列を画像にしない
  • デザイン目的だけにJavaアプレットやFlashを使わない
  • 外部に独立できるソースは独立させる

 

また、データ量は軽くならないものの、早く表示されるように感じる(体感速度が向上する)ものとして、以下の方法があります。

  • 段組構成は、上部で一旦区切る
  • 上部にコンテンツと関係ない文章を掲載しない
  • 面積の大きな画像は下部に表示させるか、本文を回り込ませる

 

大きな画像や動画を活きない掲載しない

アクセス者が予期しない場所で、いきなりサイズの大きな画像や動画を表示するのは避けましょう。

読み込みに時間がかかるような大きな画像や動画は、まずはサムネイルなどを表示させておき、それをクリックすることで表示できるような構成にします。

そうする事で、それらを見たいと思わないアクセス者には余計なデータをダウンロードさせずに済みます。

画像の場合は、表示面積を小さくする(縮小する)事でデータサイズを減らせるほか、画質や色数を下げる事でもデータサイズを減らせます。

どうしても大きな面積を使って掲載する必要がある場合は、画質や色数を落とせないか検討してみましょう。

写真で一般的に使われるJPEG形式では、画質(圧縮率)を自由に指定できます。

たいていの場合、最高画質が必要になる事はありませんから、実施に確認して許せるレベルまで下げましょう。

テキストでもかまわない文字列を画像にしない

普通のテキストで掲載しても問題のない文字列をわざわざ画像化して掲載しないようにしましょう。

文字列を画像化すると、閲覧者が文字サイズを変更できない、検索にぎっとしない、読み込みに時間がかかる、テキストをコピーできない・・・などの様々なデメリットがあります。

携帯端末のような、表示面積が限られている環境やアクセス速度が比較的遅い環境では、テキストでもかまわない文字列が画像になっているページは嫌われます。

わざわざ画像にしなくても、スタイルシートを使えば大きさを細かう調整できますし、フォントの指定や色の指定も可能です。画像にする必要性の無い文字列は、できるだけテキストで表示するようにしましょう。

画像化しないほうが修正も容易になるためメンテナンス製も高くなります。

デザイン目的だけにJavaアプレットやFlashを使わない

Web歳途上の機能やコンテンツとして必要なものではなく、例えばデザイン目的だけに使われるアプレットやFlashなどは使わないでおきましょう。

Javaアプレットを使うと、Javaの起動やアプレットの読み込みに時間がかかります。

本当に必要ならともかく、ただ凝ったタイトルロゴを表示するためなどにアプレットを使うと、アクセス者に大きなストレスを感じさせてしまうでしょう。

外部に独立できるソースは独立させる

スタイルシートやスクリプトは、独立したファイルに分離させておきましょう。

多くのブラウザは、一度読み込んだファイルをローカルにキャッシュしておき、何度もサーバから読み込むような事はしません。

スタイルシートやスクリプトのように、複数のページで共通して利用する可能性の高いファイルは、外部に独立させておくほうがWebサイト全体でのアクセス速度は向上します。

また、HTMLソース内にたくさんそれらを書き込むと、メンテナンスが行いにくくなるデメリットもあります。

たとえ、その1ページからしか読まれない事が解っているスクリプトやスタイルシートであっても、将来的に他のページで使うことになるかも知れませんから独立させておくほうが望ましいでしょう。

段組構成は、上部で一旦区切る

段組レイアウトを使っている場合、買う壇が縦に長いと、上部の表示に時間がかかる可能性があります。

なぜなら、段組構成は、上から順番に表示されるわけではなく、1段ずつ順番に表示される事になるからです。

長い段組構成によって表示が遅く感じられるのを避けるには、ページ上部で段組構成を一旦区切るのが有効です。

そうすると、ページ上部の段組構成だけが速く表示されるようになります。

上部にコンテンツと関係ない文章を掲載しない

各ページに共通の文章や、著作権表記、使用上の注意、面積事項など、そのページコンテンツと無関係な内容は、上部には配置せず下部に移動させましょう。

全体のデータ量は変化しなくても、体感表示速度が変わります。

ページにアクセスしたとき、最初に余計な文章が表示されている場合と、最初から本文が見えている場合とでは、校舎のほうが速く表示されているように感じられます。

面積の大きな画像は下部に表示させるか、本文を回り込ませる

ページ上部に巨大な画像を配置すると、その画像の表示が完了するまで何も表示されていないように感じられてしまう可能性があります。

その場合は、その画像の表示にかかる時間がそのままページの待ち時間になってしまいます。

大きな画像を表示する必要があるページでは、本文を先に配置して画像を下部に表示させたり、画像の横に本文を回り込ませて配置したりするなど、文字列を上部に配置するようにしましょう。

そうすると、画像が表示されていない段階でも本文を読み始める事ができるため、待ち時間が長く感じられません。

ページを軽くする事は検索エンジンに対しても有効ページを軽くする事は検索エンジンに対しても有効

余計なものを排除してページを軽くする事には、SEO目でのメリットもあります。

余計な記述を省く事でデータサイズを小さくできた場合、検索エンジンに対しても本当に必要な点だけを読ませられる事になるからです。

それによって、話題が特定されやすくなったり、重要なキーワードの出現頻度の低下を防いだりできます。

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